犬好きと犬嫌いの間

ある日の昼休みの事です。
同僚が「家族が犬を飼いたいって言うんだけれど・・・」とちょっと困った顔で話し始めました。
その同僚は子どもの頃に犬に飛びつかれたことがあって、そのときの恐怖感から犬嫌いになってしまいました。
いくら可愛い子どもや夫が犬を飼いたいと言っても「とっても無理。」というのです。
私も子どもの頃、犬に飛びつかれた事があります。
保育園の運動場で遊んでいると犬が走ってきました。
そして私のそばに来るといきなり前脚をかけてきたのです。
ビックリはしましたが何事もなく、家に帰ってその話をすると、「そのベストののせいかしら。」ということで終わりました。
そのときのベストを着た写真がこれです。
       犬ベスト
同じように犬に飛びつかれながら、犬嫌いになった理由は何だったのでしょう。
私がわんこと暮らすのは武蔵が初めてですが、子どもの頃から身近に犬がいました。
隣のおばさんがチーコとチロという2匹の犬と暮らしていました。
チーコは武蔵のような赤い毛の犬で、チロは白と黒のぶちでした。
チロが仔犬のころにはチロをおぶって遊んだこともありました。
       わんこをおぶって
チーコが死んだ日、おばさんが「チーコが死んでしまった。」と泣きながらチーコを抱いてうちにやって来たことは今でも忘れられません。
一人暮らしのおばさんには大切な家族なのだとこども心にもわかりました。
犬と家族同様に暮らす人が身近にいて、仔犬と遊んでいたことがわんこ大好きになった理由でしょうか。
犬好きと犬嫌いの違いは身近に犬がいるかいないかの差なのかもしれません。
身近に犬がいながらも犬と暮らしたことなかった私の夢は犬と暮らすこと。
ようやく願いがかなって今は可愛い犬たちと暮らしています。
犬たちと過ごす時間は至福のひと時です。

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